MA-100を使ってIPv6を導入する(1)

世間ではIPv4アドレスは枯渇したとかしないとか話題になっていますが、私個人としてはあまり普及している感じがしません。ただ今後徐々にIPv6が普及していくとなると、それが使えないでは困ってしまいそうです。最近ではプロバイダのIPv6対応も進み、家で使っているNTTぷららも追加料金なしでPPPoE方式によるIPv6が提供されていました。ただし、追加料金はないもののMA-100というよくわからない機器を別途購入する必要がありました。

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MA-100(中央の紫の機器)

MA-100について調べてみると通常1万円前後で購入できるようです。ちょっと高い気がします。オークションなんかで転がってたりしないかなと思って検索してみるとなんと1,000円で無線カード付きで転がってました。残り時間はまだ4日なのでとりあえず入札して様子を見ていましたが、結局終了まで私以外誰も入札がなかったようで、1,000円で落札完了。送料を含めても2,000円を切る破格で入手できてしまいました。そんなに需要がないのか…。

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WR6670Sを分解してみた

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少し前までメインの無線APとして使っていたNECの無線ルーターAterm WR6670Sなのですが、なんとなく熱暴走を起こしている気がするので分解してヒートシンクを取り付けてみることにしました。その時のメモを軽く残しておきます。この機種は基本ハメコミ式で裏にネジが1本だけあります。ネジは特殊な形状をしており、専用のドライバーでないとだめなのですが、2.5mmのマイナスドライバーを使ってみたら案外あっさり外れました。

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CoregaのWLBAR6Pという古い無線LANを使ってみる。

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掃除してたら出てきた。丁度無線APが1台ほしいなと思ってたので設定してみました。とりあえず初期化ボタンを押すと192.168.1.1にIPがセットされ、DHCPも動いていたのでWebから設定画面に接続。まずはIPを変えないと話にならないので家のローカルに合わせてIPを変更し、保存ボタンを押すと・・・・・・なぜか設定が反映されない。

IPを変えるのをあきらめてとりあえず無線LANのセキュリティーの設定や、時刻の設定などをやってみたが、どんな設定をいじっても設定値が変わってくれない。保存を押した瞬間応答がなくなる。んー、困った。

 
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古いAirStationでファームをtftpで送る

WLA-G54などの古いAirStationでファームウェアをtftp経由で送る時のメモ。この世代のAirStationは公式サイトからダウンロードできるファームが暗号化されていないため、そのままtftpで流すことができますし、dd-wrtなどのファームを流すこともできます。今回はその方法をメモ程度に残しておきます。

tftpで送るファームをC:\tftp\wlag54_220に置いた事を想定しています。またtftpクライアントはインストール済みです。

パソコンのLAN端子を192.168.11.1に設定
AirStationが起動する時このIPでtftpを受け取るようなので、例えこれ以外のIPに設定されていてもtftpでファームを送る時は192.168.11.1に設定する。

次のコマンドを入力してEnterキーを押さずに待つ。
tftp -i 192.168.11.1 C:\tftp\wlag54_220

ルーターの電源を入れ、DIAGのランプが付いた瞬間にEnterキーを押してtftpを実行する。
別窓でping -n 100 192.168.11.1 で送り続けながら繋がった瞬間にtftpを開始するというのもいいかもしれない。

とりあえずこんな感じです。

ただしこれは古いAirStationで有効な方法で、最近のAirStationはファームが暗号化されていたり、そもそもtftpを受け付けなかったりと融通が利きません。

2.4GHz帯の無線LANに関するメモ

実はあまりよく知らなかったんですが、2.4GHzの無線LANってチャンネルが13あるから同時に電波を出せるのは13機器だから、そんなに干渉したりしないんじゃないかな?と思ってました。調べてみると、このチャンネルの周波数の端と端は隣接チャンネルにかかっていて実質的に干渉せずに使えるのはたった3つしかないんですね。下のサイトの図がわかりやすいです。

http://pctrouble.lessismore.cc/network/wirelesslan_channel.html

また、電子レンジの干渉についても調べてみると、電子レンジの周波数は2.45GHz(FM変調ではないので幅は無い)なのでこの周波数を避ける、つまり1~7chを使えば割と平和なようです。
http://www.archstyle.jp/page_wlan1.html

しかし実際には正確に2.45GHzで影響を受けるわけではなく、電子レンジの機種(個体差も?)により前後するようです。とりあえず1chあたり使っておけばこの周波数から離れるんで確実ですかね。

可能なら5GHzに移行したい所なのですが、iPhone4など対応しない機器を持っているのでどうしようもないなーという感じです。