KVM(virsh, virt-install)で仮想マシンの作成メモ

KVMサーバーで新規に仮想マシンを作成する時のメモを残しておきます。この仮想ホストはXをインストールしていないのでVirtManagerなどGUIツールが使えません。そこでvirshを利用してリモートからSSHを利用してインストールを行います。今回は下記の構成の仮想マシン作成しました。

【サーバー名】VirtualMachine
【RAM】 512MB
【VNCパスワード】 foobar
【VNCポート】 5911
【仮想HDD】 /var/kvm/images/VirtualMachine.img
【CD-ROM】 /var/kvm/images/install-disk/debian-6.0.3-amd64-netinst.iso
【ネットワーク】 eth0にブリッジ
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LinuxでのSoftwareRAID再構築メモ

自宅のサーバーはSSDでRAID1構成をしているのですが、SSDはたまにゼロライトしてやらないと速度が低下します。RAID1構成なので片方切り離し→ゼロライト→再構築という技が使えるので、その時の操作メモを残しておきます。SoftwareRAIDな為、マシンを停止する事なく再構築を行う事ができます。(ここの操作はリスクが大きいので必ずバックアップを行ってから操作してください。また、正しいという保証もしませんのであらかじめご了承下さい。)

現在自宅のサーバーでは、sda、sdb、sdc、sddがSSD(全て同型の120G)、sde、sdfがHDD(WD 3TB)になっており、[sda2,sdb2]、[sdc1,sdd1]、[sde1、sdf1]という構成でRAID1を3アレイ構成しています。sda1、sdb1は/bootなのですが、このパーテーションはRAIDにしていません。今回は[sdc1,sdd1]で構成されるmd1をゼロライトし再構築してみます。sdcとsddは全く同じパーテーション構成になっており、それを前提に操作を行います。RAIDを構成する物理ハードディスクのパーテーション構成がそれぞれ違う場合は絶対にこの操作は実行しないで下さい。

# cat /proc/mdstat 
Personalities : [raid1] 
md2 : active raid1 sde1[0] sdf1[1]
      2930263928 blocks super 1.2 [2/2] [UU]
      
md1 : active raid1 sdc1[0] sdd1[1]
      117218176 blocks [2/2] [UU]
      
md0 : active raid1 sda2[2] sdb2[3]
      116693948 blocks super 1.1 [2/2] [UU]
      bitmap: 1/1 pages [4KB], 65536KB chunk

▲現在のRAID構成
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PT2のTSを東芝BDレコーダーに移動(失敗)

現在自宅で東芝の液晶テレビREGZA ZS1を使っているのですがこのテレビはUSB-HDDへの録画の他にWindowsファイル共有上に録画させる機能があります。更にそのファイル共有フォルダにPT2などで録画したTSファイルを置くとそのまま読み込む事ができるというなかなか便利な機能まで有しています。

USBなどに録画できるのは便利でだいぶ活用しているのですが、時々BDやDVDなどのメディアに移したいと思う事もあります。調べてみるとどうやら東芝製の一部のレコーダーを使うとテレビで録画したデータをLAN経由でレコーダーに転送してBDやDVDに移す事が可能との事です。(カタログではネットdeダビング機能と書かれています)

この機能を発展させればPT2で録画したTSファイルをテレビ経由でレコーダーに移してBD/DVDにする事が可能なんじゃないだろうか?という事で試してみました。
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