先日アンテナをLS20TMHに変更したものの相変わらずtvkのレベルは不安定。とにかくアンテナ直下の受信レベルが27dBuVと低く、さらに追い討ちをかけるように放送大学のアナログ放送が80dBuV凄まじく強い。この状態で通常のブースターに繋ぐとブースターが飽和してしまいます。その為家ではブースターに繋ぐ手前に18chバンドパスフィルタを挿入しています。結果目的のtvkは25dBuV程度まで減衰してしまいます。この減衰が無ければ少しはマシになるんじゃないだろうか…。そう考えた末、サイトウ共聴のAMP-UKを使う事を思いつきました。
▲サイトウ共聴 AMP-UK
このブースターは低利得ですが一般的なブースターに比べて適正入力が30〜77dBuVととても広いダイナミックレンジを持っています。
▲受信レベルとブースターの入力適正範囲
まぁ、それでもtvkも放送大学の適正入力の範囲外ですが…。
しかし実際に使ってみると入力レベル80dBuVでも飽和して状況が悪化する事がなかったのでこのまま使うことにしました。
このブースターを通した後そのままテレビに繋ぐと増幅されて100dBuV近くになった16ch放送大学が2つ離れた18ch tvkにまで影響を及ぼしてきます。アナログで18chを選局すると放送大学の画面がうっすら映ってるぐらいに…。なのでテレビに繋ぐ前にバンドパスフィルタやノッチフィルタを使い放送大学の減衰と受信しているその他のテレビ局とのレベル差を小さくします。しかしさっきも言ったようにAMP-UKはあまり利得は高くないのでフィルタ後はの受信レベルが40dBuVを下回ってしまいます。そこでフィルタした後普通のブースターを接続し、更に増幅してやります。
っと、こんな感じで色々やってみた所tvkの改善が見えてきました。しかしまだ安定とは言えずブロックノイズが度々発生します。
特別邪魔になっているのは16chのアナログ放送大学。この電波は今年の7月で停波するのでもうこれ以上手を加えないでアナログ終了を待つ事にでもしましょうか。