遠距離受信に成功しました

福島県棚倉町から茨城県大子町の奥久慈男体山中継局の電波を受信する事に成功しました。ただし、東塙中継局との混信の為、現状ではTBSとNHK水戸の2局のみです。

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VIERAでのレベルは39、40程度でかなりギリギリのラインです。

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追加したUBL-62DA(下)と、既設のUSL-30D(上)

上の写真は茨城向けのアンテナを追加した後です。一度倒して、てっぺんに取り付けようと思ったのですが、あんまり大がかりな作業にはしたくなかったので、DXアンテナ のUBL-62DAを下に追加するだけにしました。上のUSL‑30Dは栃木・矢板(同時に福島波用)に向けて取り付けてありますが、栃木波は全く受信ができないので今回で役目を終える事に。取り外しは後日やる事にして配線だけ外してあります。ブースターは既設のDXアンテナGCU41L1を使用しました。福島波は偏波違いですが下の茨城向けアンテナから問題なく受信できました。結果、1本のアンテナで茨城、福島両方の電波を拾うことができました。レベル差も激しくなく、なかなか良好です。

 

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総務省発表の奥久慈男体山中継局公式のエリア(PDF)

棚倉町はこのエリアからかなり外れています。公式エリアはノーマルな14素子程度のアンテナで良好に受信できる目安ですので、実際はこれよりずっと広い事が多いですが、結構飛んでるもんですねぇ。男体山中継局から直線距離で30km以上あります。しかも途中に山があったりして、条件はとても悪いです。

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奥久慈男体山方面の見通し

上の写真は奥久慈男体山方面の見通しです。電線や林があり、あまり良くありません。

ちなみにマスプロLCT2による測定値では、アンテナ直下でTBS・NHK水戸は25dBμV未満(測定不能)、MER=12dB。受信レベルの割にMERは良好という印象を受けます。茨城波はブースト後、MER=17~19程度に改善されましたが、アンテナ直下25dBμVを切ってる時点でかなり過酷な受信状況です。

とりあえずアンテナ直下の受信レベルをもう少し改善したい所。まだ14素子なんで、次は30素子にでもしてみたいですね。

REGZAでの受信レベル

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